ジョンQ-最後の決断-

ジョンQ-最後の決断-
デンゼル・ワシントン
価格:¥ 1,900 (DVD)
(参考価格:¥ 2,500)
発売日:2004-06-25
おすすめ度 ★★★★☆
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心臓病を患う息子を持つジョンは、助かる道は心臓移植しかないと、担当医から告げられる。しかし、彼には移植リストに息子の名前を載せるお金がない。家財を売って工面したが、全く足りず、病院側はそんな彼をつっぱねる。ジョンは病院に立てこもり、医師らを人質に、息子を助けてくれ…と要求を出した。
貧しい者に冷酷な医療保険の実情に鋭くメスを入れつつ、映画は社会派に走らず、主人公の強い父性を軸にした感動ストーリーになっている。息子を助けるために病院に立てこもる主人公の行動は、一見無謀に思えるが、あらゆる手をつくしてもどうにもならず、人命救助よりも営利を取った病院側に闘いを挑んだジョンに共感できるのは、デンゼル・ワシントンの説得力のある熱演あってこそ。インディーズ映画の帝王ジョン・カサヴェテスの息子、ニック・カサヴェテスが演出しているのも興味深い。(斎藤 香)

★★★★☆ 2006-11-02 深い父性愛に感動
追いつめられた父親が、息子への深い愛情故に犯す犯罪、究極の選択はあまりに切なくて胸が苦しくなる程です。アメリカは巨大で、複雑な問題を抱えた他民族国家なので、社会保険制度改革が進まない、そんな社会情勢も風刺していると思いますが、単に涙を誘うだけでなくデンゼル・ワシントン演じる父親に熱く感動する作品。

★★★☆☆ 2006-06-14 リアルな社会的映画
風刺的じゃない、本質に迫る内容です。
日本では知りづらいアメリカの社会問題が深く描かれています。
そして、昨今のアメリカ追従の日本についても考えざるをないテーマです。
こういう映画が存在して、しかも超大物俳優が主演している…。
あらためて、映画がアメリカの文化であることを痛感しました。


★★★★★ 2006-05-20 ジョンQの悲劇は、わが国においても普遍的になるかもしれない。
 この映画を見る視点を変えよう。主人公がここまで追い詰められたのは、アメリカの医療制度に問題があるのではないのかと。
 昭和36年(1961年)、日本国は国民皆保険、皆年金の制度をつくった。これは、すごいことであった。
「医療の社会化」が遅れ、先進国では唯一「国民皆保険制度」を実現できなかったアメリカ。自由競争の原理を貫いてきたアメリカ。日本国と比較しながらこの作品をみることは大切である。
 しかし、残念ながら、我が国においても、この国民皆保険制度がゆらついており、アメリカの自由診療の世界に移行させようとしている方たちがふえている。そして、実現しつつある。
 2006年の診療報酬改訂で、厳しい状況に入った。第5次医療法「改正」案が通らんとしている。我が国の医療機関は「バトル・ロワイアル」な世界に入った。日本の医療制度が、今や危機であることを知るための教材として、この映画は生々しい現実を教えてくれる。私たちが主人公に共感するのは、これが他国の話しではなく、我が国の話しになる可能性があるという危機意識も作用しているのでは無いだろうか。いい映画である。感動し、考えさせられる作品である。

★★★☆☆ 2006-05-19 デンゼルかっこいい!
なかなか良かったです。感動しました。見て損はないのですが納得できないのがジョンQの妻。あいつひどすぎないか?夫に給料が安いとか散々罵っておいて息子が病気になったら全て夫のせいにして夫に犯行をおかすよう追い詰めて最後まで自分は何もしないなんて最低じゃないか!もちろんパニックになって精神状態が普通じゃないのは分かるが夫の事も少しは考えて欲しかった。この映画は子を思う親父の愛情に尽きる。あの子はきっと立派な大人になるね!

★★★★★ 2005-07-24 社会の矛盾の中で懸命に生きる人間の姿を克明に表現
米国の医療制度、保険制度を鋭く批判した社会派映画。福祉国家たる側面の強い日本に住む者としては、自由主義の米国における貧富格差、福祉制度の不充実が奇異的に映る。加えて、親の子に対する絶対的な愛情に感動する。ヒューマニズムを体感させてくれる映画でもある。

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