フォー・ウェディングヒュー・グラント
価格:¥ 1,037 (DVD)
(参考価格:
¥ 1,481)
発売日:2006-06-17
おすすめ度
★★★★★売り上げランキング:7825
★★★★★ 2007-01-07
隣にいるこの人が、本当に運命の人なのだろうか―。「好きな人と、結婚する人は、本当に一緒の人ですか?」
適齢期の恋人たちならば、この問いかけに大いに悩むことだろう。
そして、心の中でこう呟く。
隣にいるこの人が、本当に運命の人なのだろうか―。
この作品を見ても、その明確な答えがあるわけではない。でも、人生を左右する決断を
する際には、自分の気持ちに正直な選択をするべきだと教えてくれる秀作だ。
チャールズとキャリーの恋物語を軸に話は進んでいくが、本作の見所は、刻々と変化
していくチャールズの周囲の人間関係にある。邦題こそ『フォー・ウェディング(4つの結婚式)』だが、
原題は『FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL(4つの結婚式と1つの葬式)』である。
原題通りに葬式の話が登場するのだが、この場面が感動的だ。
マシュー(ジョン・ハナー)が恋人を亡くし、弔辞でW.H.Audenの詩"Twelve Songs -IX"を
読み上げる姿を見ていると、胸がしめつけられるほど切なくなってくる。
結婚式で二人の出会いを祝う時もあれば、葬式で別れを悼む時もある。この人生の出会いと
別れのイベントを繊細に描き、時が経つにつれて人間関係が変わっていく様子をうまく
表現しているのだ。
この作品を見ているうちに、世間体や常識に縛られることなく、自分の気持ちに正直に
生きることができたらなぁと思えてくる。そして、こんな仲間たちに囲まれて人生を
過ごせたら楽しいだろうなぁと心から思えてくる。エンドロールに登場する結婚式の
写真スライドを見ていると、羨ましくもハッピーな気持ちになった自分がいた。
★★★★☆ 2006-11-10
British weddingとてもイギリスらしい映画。愛らしくって温かくってそして、やっぱりなんか古臭くって。
登場人物はみんな、結婚という新しい世界に踏み出せないでいる適齢期の男女。
みんなの個性が映画そのものの雰囲気を作っています。
特に、ヒューグラント演じる主人公は優柔不断の塊みたいもの。
その優柔不断とタイミングの悪さが彼と彼女達の人生を左右します。
人生の中でもっとも華やかな儀式の結婚、人生最後の儀式の葬儀、その厳かさは対照的です。
雨の中、愛する人を送るシーンは心に訴えるものがありました。愛する人に送られたいそして、愛したいと。
4つの結婚式はどれも可愛らしくイギリスらしい結婚式です。10年以上前の映画ですが、式の雰囲気も音楽も素敵です。エンドロールで、それぞれの結婚式の写真が出てくるのも楽しいです。
★★★★★ 2006-07-17
ちょっとシニカルな結婚狂騒曲チャールズは気ままな独身生活を過ごすハンサムな32歳。だが、そろそろ独身でいることにも焦りを感じ、友人達の結婚にも複雑な思いを抱いている。ある日、友人の結婚式に招かれた彼は、アメリカ人女性キャリーと出会う。彼女に一目惚れしてベッドインまでこぎつけたが、キャリーは翌日にアメリカに帰国する。その後チャールズは友人の結婚式の度にキャリーと顔を合わせるが、彼女は既に富豪と婚約していた。・・・
主役のヒュー・グラントが演じるのは、ハンサムで金持ちで女性にも不自由しない気楽な独身貴族。まさに彼の当たり役といった感じです。そんな彼を取り巻く友達も、個性的なキャラクターばかり。ルームメイトのスカーレットや、同性愛カップルのガレスとマシュー、耳の聞こえない弟に、チャールズに恋する「あひる顔」のヘンリエッタ。彼らが結婚式の度に織り成すエピソードそれぞれに味があって、何とも微笑ましい気持ちにさせられました。イギリスらしいシニカルなユーモアも効いていて、随所にくすりと笑わせられる場面があります。Mr.ビーンが神父役で登場する場面は、ぜひぜひ必見です!
メイン?のカップルであるチャールズとキャリーに関しては、残念ながらあまり感情移入できません。でも、真実の愛に憧れながらも現実の結婚となるとなかなか踏み出せないでいる優柔不断な男が、「4つの結婚式と1つのお葬式」を経て少しずつ結婚に対する考えを深めていく描写はとても丁寧。特にお葬式で、ジョン・ハナーがW・H・オーデンの詩を読んで恋人の死を悼む場面には、胸がしめつけられそうなくらい切なくなりました。
後から思い返してみれば「あひる顔」が不憫とか、そんな軽々しく結婚を決めやがってとか、いくらでもツッコミ所が出てくるけれど、不思議と幸せな気持ちで締めくくることができる作品です。
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