エド・ウッド

エド・ウッド
ジョニー・デップ
価格:¥ 1,305 (DVD)
(参考価格:¥ 1,500)
発売日:2006-01-25
おすすめ度 ★★★★☆
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映画監督志望の青年エド・ウッドは、性転換手術をテーマにした映画に取り組もうとするが、出資してくれるプロデューサーがいない。彼は往年のドラキュラ俳優ベラ・ルゴシを口説き、彼を出演させることを条件に、資金を集めようとする。
ジョニー・デップが女装姿まで見せて、主人公を大熱演。またエドの仲間たちなど、全編に主人公のユニークな人間関係と生き様が息づいていて、エドの大ファンというティム・バートン監督が、愛情たっぷりに描いているのがよくわかる。史上最低の映画監督と言われていたとはいえ、エドのチャーミングなキャラクターがじつに微笑ましいのだ。ドラキュラ俳優ベラ・ルゴシを演じたマーティン・ランドーは、本作でアカデミー助演男優賞を受賞。(斎藤 香)

★★★★☆ 2007-04-25 マニア(偏執狂)の眼
エドウッドの伝記というか半生です。バートン監督のエドウッドへの愛が詰め込まれた映画なのであろう。個人的にエドウッドの作品は観ていないのでエドウッドに関しては何とも言えないが、史上最低の映画監督というフレーズから来るイメージとバートン監督の眼を通したエドウッド像はなんとなく分かったつもりになれる。そんな映画。その程度の理解で感じる所は俗に才能は全く無いが溢れる情熱と大いなる勘違いを持った映画人とされるエドウッド。しかし溢れる情熱というよりは、マニアの熱意に感じる。自分の好きな事は他人も好きと疑う事も無い偏執狂の眼。そんな眼をジョニーデップは見事に演じている。いやメイクだとかの影響もあるのだろうが、ジョニーデップ演じるエドウッドの妖しい眼の光は異彩を放ちながら観る物を釘付けにする。後から思えばあのモノクロの映像も単にバートン監督のエドウッドに対するオマージュ的な意味合いだけで無く、ジョニーデップの眼を画面の中で最も輝かせる為の演出の様な気がしてならない。

★★★☆☆ 2007-03-11 情熱が全て
エド・ウッド
残した作品の質と比してこれほど知名度がアンバランスな映画監督もいないだろう。
本作は、エド・ウッドを高く評価する業界人が作った彼へのオマージュ。なぜそんなに?と思うのだが、映画業界に生きる人は自分の下積み時代とか映画を作りたくても資金集めが大変だとか、わが身を振り返って、共感できる部分があるからなのだろうか。

本作は一部脚色もあるようなのだが、エド・ウッドの執念とか、執着とかが深刻さを伴わずに描かれている。ジョニー・デップも上手いし、ティム・バートン監督も丁寧な作り方をしているが、エド・ウッドに興味を持たない人には、何のことだかわからない映画だと思う。よって星は3つ。

死後これほど敬愛を集めたことを天国の彼はどう思っているのだろう。「生前に評価しろよ!!」と思わないだろうか。実際のエド・ウッドの作品は本当にB級(いやC級以下か)カルト映画なので、マニアな方以外にとっては観るに値しないのだが。

★★★★★ 2006-11-25 哀しくなった・・・
エド・ウッドと別れた後に作曲家として成功したドロレス・フーラー
(プレスリーに色々曲を提供して,ナット・キング・コール等も彼女の曲を
レコーディングした)はエドについて「彼には才能があった」と述べている。
エドに才能?
では、なんで最低の監督なのか?
この映画を見る限り、自分のやることを客観的に観る事しない(出来ない?)ように思われる。
(それだけでは無いんでしょうが。)
何か指摘されても「これで良いんだ」で片付ける。
だもので低レベルで固まってしまうんですね。
たまたま酒場で出合ったオーソン・ウェルズから激励されてからの暴走振り
たら・・・。
ティム・バードンは愛情込めて作っているし、映画の出来自体も非常に良い。
しかしエドにしても、ベラ・ルゴシにしても観ていて哀しくなってしまうんですが・・・。

★★★★☆ 2006-11-10 役者馬鹿…
面白くないといえば面白くない。でも最初にB級映画監督で生涯貧乏ということわりがあるからそれも一つの『味』と割り切れる。老優ルゴシとウッドの心の交流が泣かせます。落ちぶれてもずっと見捨てず最後まで看取ります。俳優かつ監督ウッドのつまらなくも愛いっぱいの人生に乾杯。

★★★★★ 2006-11-06 クソ映画、バンザイ!
一度もヒット作を作れなかったC級監督、エド・ウッドのお話です。全編モノクロで制作されているのですが、これがまさに効果的。ベラ・ルゴシやヴァンパイラの姿は、ほとんど実際のフィルムと見分けがつかない出来です。
また、モノクロならではの陰翳も実に美しい。エドのスーツの黒に、女装エドの白の対照、ベラ・ルゴシの白っぽい普通の家の外観と、ヴァンパイア城を思わせる暗い内装。カラーとはひと味違った色彩感覚を見せつけられます。
どんな華々しい世界の裏にも、かならず地味な世界、ショボい世界があります。けれど、そんなショボい世界もまた、素晴らしい!ゴージャスな花束のような華麗さではないけれど、ひっそりと咲く一厘の花の美しさがこの作品にはあります。

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