NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 風と雲と虹と加藤剛
価格:¥ 8,370 (DVD)
(参考価格:
¥ 10,080)
発売日:2003-01-24
おすすめ度
★★★★☆売り上げランキング:36487
★★★★☆ 2007-06-03
完全版DVDの予習として 市井の人々の協力により、本作の完全版DVDが発売されます。その予習として観ても損ではありません。負け惜しみを言う訳ではありませんが、私は、総集編DVDを観てから、完全版の発売を知りました。
加藤剛の将門と山口崇の貞盛を「大岡越前」の越前&吉宗コンビである事を指摘されている方がいますが、源護の西村晃は二代目水戸黄門、平国香の佐野浅夫は三代目水戸黄門です。まさに、天下の御威光に牙を剥く物語と言えます。
主役が将門である事、総集編である事から、藤原純友の描写が少ない感じがしますが、それでも、初対面であるはずの将門を友達と呼んだりしています。純友の手下役の丹古母鬼馬二もイキイキとした演技を披露しています。
将門の敵ですが、峰岸徹演じる源扶の戦隊モノの悪役のような振る舞いに光るモノを感じました。
★★★★☆ 2005-12-07
坂東武者・・・侍のはじまり。 源平の‘平’というと、平清盛のイメージが強いせいか、
どちらかといえば、関西かともおもい勝ちですが、清盛も元は
‘桓武平氏’正確にいえば、常平太こと平貞盛の子孫なのです。
加藤剛と山口崇のコンビはそう、大岡越前のコンビですよね。
何しろ大河の中では最も古い時代なので、考証的にはかなりムリも
あったような気もしますが、そこはキャストが今とは比較にならない
実力派ぞろい、全編飽きることなく観ていました。
画像でみる平将門はお世辞にも好男子とは言い難く、加藤剛
のイメージでトクをしてるなぁという感じ。
これは純友にもいえる事なんだけど、両者ともかなり進んだ
発想と行動力の持ち主です。藤原秀郷役の露口茂もいい味出してます。
★★★★☆ 2005-09-05
新皇と海賊大将軍平将門と藤原純友は野生児。坂東や西海にあってこその将門と純友なのだ。本編を見ていた時は物語の中盤、将門が従兄弟の貞盛と吉永小百合扮する薄幸の姫を取り合うあたりの閉塞感はだるくって参った。しかし一方将門が京の都を捨てて本拠地に戻り、時同じくして純友が海賊大将軍になってからのドラマの躍動感溢れる素晴らしさは、山本直純の勇壮な音楽とともに大河史上でも屈指と思います。総集編は通常嫌いなんですが、本作はそのあたりが良い感じで凝縮されており大いに楽しめました。総集編が良い事もある。
★★★★★ 2004-01-30
大河の名作 04年大河「新撰組!」に哀しくなっているところへ、この圧倒的名作が届けられた。話題性的には天と地ほどの差があるが作品の放つパワーは圧倒的に逆転勝ちである。
大河が扱った時代としては「炎立つ」よりも前で最も古い。そもそも承平天慶の乱の史料が少ないこと、制作時期(75年〜76年)からするとこの映像化は勇気がいったと思う。しかし内容は御覧の通りで、原作の世界をロマン溢れるものにしている。人口密度の異常に少ない時代の関東と瀬戸内から巻き起こる数奇な物語に慄然とするのである。
何と私は小学1年生の頃、この作品を毎週見ていた。ほとんど話も覚えていなかったが、緒形拳(若い!)の溌刺とした演技と衝撃的なラストは覚えていた。惜しむらくは総集編で短すぎることだが・・・。
山本直純による音楽が素晴らしい。まさに効果倍増である。
★★★★☆ 2003-05-01
哀しき革命将門と純友。二人は、京で出会い、西海と坂東に別れてゆく。純友は朝廷転覆の謀を胸に、将門は、従兄貞盛に恋人を奪われた失意を胸に。
ところが、領地争いの公事に絡んで、将門は叔父を討ち、反乱は革命の様相を帯びていく。二人の反乱は、相通じたように起ったが、当初の将門には、革命などという意図は毛頭なかったのだ。ここに運命に翻弄された将門という武将の哀しさがある。本作品の楽曲はいずれもすばらしいが、テーマ曲や純友のテーマよりも、本作品を象徴するのは、ラスト近くに将門軍が敗退する時に流れる曲(テーマ曲の変奏)であろう。
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