フジテレビ開局45周年記念ドラマ 白い巨塔 DVD-BOX 1

フジテレビ開局45周年記念ドラマ 白い巨塔 DVD-BOX 1
唐沢寿明
価格:¥ 15,600 (DVD)
(参考価格:¥ 19,950)
発売日:2004-03-03
おすすめ度 ★★★★☆
売り上げランキング:11533


大学病院に渦巻く人間模様を鮮やかに切り取った山崎豊子による同名小説の映像化は、映画とテレビを含めると実にこれが5度目となる。とりわけ、田宮二郎が主演した1978年版はテレビドラマ史に残る金字塔なだけに、それから25年ぶりとなるリメイクにはいささか不安もあったが、冒頭の手術シーンからいきなりに釘付け。一気呵成に見せきる語り口のうまさにはただただ圧倒的されるばかりで、えげつないまでの権力闘争と医療のあり方についての真摯な問いかけとが交錯する“白い巨塔”の世界に、瞬く間に引き込まれてしまうこと受け合いだ。
1話から10話までの第1部では、浪速大学医学部第一外科の教授選がドラマの焦点に。その座を狙う助教授の財前(唐沢寿明)と、そうはさせじと画策する現教授の東(石坂浩二)の両陣営が繰り広げる激しい選挙キャンペーンに、読み物的なおもしろみは回を追うごとに高まっていく。『白い巨塔』が時代を超えて理屈抜きに楽しめる稀有な作品であることは、話の先を知っている人ほど再認識させられるのではないだろうか。財前とは水と油の病理学教授・大河内を演じる品川徹を筆頭に、色のついていないフレッシュなキャスティングもいい。あざとさと繊細さと華麗さとが折り重なり合う怒涛の展開に、いやが応にも第2部への期待感を抑えられなくなる。(麻生結一)

★★★★★ 2007-05-04 テレビドラマを復権させた功績
田宮二郎版と比較するのはあまり意味がない。低迷していたテレビドラマ界に喝を入れ、視聴者に「まだまだ捨てたもんじゃない」と思わせただけで十分評価されるべきだ。バラエティー専門に成り下がっていたフジテレビの底力を見せてもらった。二匹目?のドジョウ「華麗なる一族」とは製作側の気概が全く違う。役者不足の現在を露呈してはいるが、このキャスティングが今のところベスト。その中でも石坂浩二の演技力に再びスポットを当てた点は大きく評価できる。何回鑑賞しても面白い傑作です。

★★★★★ 2007-03-02 石坂浩二が凄い
本放映当時は「フジテレビ、唐沢、江口」というキーワードから
軟弱トレンディ路線を勝手に想像して敬遠してました。
がしかし最近、原作本を読んで面白かったので、今さらでは
ありますがこのドラマを見直してみました。

食わず嫌いでした。
原作とオリジナル脚本のバランスの良さ、唐沢、江口の好演、
石坂、伊武の怪演、J−POPを主題歌としていない
等々硬派な作りで、骨太社会派ドラマの傑作でした。今まで見
ていなくて、とても損しました。


★★☆☆☆ 2007-01-10 オモシロいけど・・・
たしかにこのドラマは面白いです
医療を扱ったドラマなのに当時幼かった自分ですら、毎週木曜10時にはテレビに噛り付いていたくらいです。
ただこのドラマは人気があるのでこれからまだ再放送したり、レンタルできたりするのでDVD-BOX事買う必要はないと思う
自分も一度は買いました、でも全部見終わってからもう何度も頻繁に見ることはないと思い売っちゃいました。
結果、あとからスゴク後悔しました(泣)
2万近くするので買うときはよく考えて決めましょう↑

★★★★★ 2006-09-20 日本のTVドラマの最高傑作
自分は、日本のドラマを甘くみてたのですが、この作品はそんな自分の先入観を吹き飛ばしてくれました。病院の教授間の微妙な人間関係のリアルに描き方や、各キャラクターの心理描写には脱帽します。原作の小説版や過去の田宮版のアラが、現代の設定にあわせ改善され、テンポもよいのでこの唐沢版が1番楽しめます。

★★★★★ 2006-07-25 笑顔の裏で高度な言葉のコミュニケーションによる互いの権力の牽制
財前は非常に優れた腕を持った外科医だ。あまりにも腕が良すぎて教授である東は疎ましく思っている。財前は野心家でもある。実力で教授の座を狙う。苦学生だった彼にとって教授の座は今まで助けてもらった人々への恩返しでもある。

里見は優れた内科医だ。彼は教授である鵜飼の診断ミスを見抜いてしまう。これを公表することは鵜飼を否定することにつながる。誠実な彼は、黙っていることが出来ない。沈黙の臓器と呼ばれるすい臓のガンを発見し、なんとか手術をしようとする。里見は誠実な男だ。野心はなく真実の探究と患者への誠実なアプローチが彼の価値観だ。

国立大学医学部における複雑な人間関係の中で実力を持った財前や誠実な里見は翻弄される。何とか自分の信じた道を進もうと苦しみながら政治的な策略をし、一方、旧弊を覆すような誠実な対応を求める。彼らは自らの信じた道を追求できるのだろうか目が離せない。



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